産卵孵化
交配や孵化育成まで目指そう
ディスカスの産卵孵化した事例談
その時に必要な資材、機材を列挙してみたいと思います。
自作も可能ですので、此れから挑戦されると由り良き物が完成するでしょう。
下記のことは約20年前に私が経験した事柄も含んでますので、今日ではまだまだ進化してるかもしれません!
その昔、
約20年前に興奮した事を、
又味わいたいナァと思いディスカスを飼い始めました。
今度は幼魚から飼い始めてますが、飼育経過が分かって楽しいと思ってます。
一足飛びに産卵子育てとは行きませんが、その工程に向かって準備を整えて置けばその時に慌てなくても済むのではないでしょうか!
ディスカスのプロポーズはお辞儀の儀式から
生き物はどれも同じなのでしょうかネ~。
このディスカスさんは涙ぐましい努力しますよ!
お互いに向き合った時に上向きかげんからお辞儀を始めます。
それも何回も何回も繰り返します。
片方だけでは成り立ちません。
お互いの挨拶でなければなりません。
それも、
何日も幾度となく確認のお辞儀が続きます。
お互いの顔を横目で見ながらと色んなパターンが有るのでしょう。
作法も有るのかもです。
たまには尾びれでひっぱたいたり、
水槽の壁に押しつけたり、
進行を妨げたりして気を引きつける様子も伺えます。
確かな確認が出来ると お互いに寄り添って泳ぐ姿が見える様になります。
ペアー誕生です。
番いでガラスなどを口で綺麗に磨く行為も見られるようになると、ペアーになったと感じるでしょう。
時に体をブルッブルッと小さく震わせる仕草もします。
産卵を、
催促をしてるのだと思います。
ペアーリング出来る環境を整える
水槽の準備をしましょう。
眠っている水槽を活用しましょう。頂く手も有りますヨ!
- 混泳水槽にするのが一番
これはやはりディスカスペアーが簡単に出来ます。
混泳出来る水槽が良いですね!
- 容積の広い容量の多い水槽がいいです。
900センチ幅以上の水槽に 10~20匹の成魚ディスカス混泳をさせます。
混泳させると気の合う♂♀がペアーに成り易いのです。
ペアーが出来たら産卵を迎える準備をしましょう
- ペアー水槽
ペアーが出来ると、他の魚と分ける方が、
お互いにストレスが無くなるので準備したいですね。
600幅*450*450のワイド水槽か450㎝のキュービックがお奨めです。
稚魚が泳ぐ広さも丁度良く水管理し易い広さです。
ろ過にスポンジフィルター濾過は掃除などの管理もしやすいです。
- 水換え用タンク水槽
幼魚にもなりますと食欲も旺盛ですので、水も頻繁に交換した方が良いようです。
飼育水用タンクを設けて温度管理した水を注いで上げると体調を崩さなくて棲みます。
お魚のサイズや魚数で、水槽サイズを変更又個別に分ける方法も選択肢です。
スポンジフィルターは管理が簡単ですから、
産卵が始まる前に、事前にバクテリア着床をして置きましょう。
すぐに活躍できるように準備は怠りなく!
スポンジフイルターは稚魚を吸い込むことが有りませんしお掃除も簡単です。
- 産卵塔
これは有るに越したものは有りません。
良いんでしょうが、自然界には無い物ですので、
絶対になくては往けない物でもありません。
有るとイイナ!ぐらいでしょうかね!
水槽の壁や置物、植物の茎、排水管など何でも産み付けますので、
始まったら慌てず観察していればいいんですo(^-^)o
ディスカス産卵の様子
混泳水槽の中で産卵が始まってしまいました。
初産の産卵の仕方はまだまだ未熟です。受精してません。
この様子では孵化は無理かもしれませんですね。
ディスカスの子育て奮闘記
ディスカス産卵・孵化・体着・子育てをする姿を見ると興奮しますし、この様子は説明するより実際に観たほうがより感動します。
その姿は人間と同じように甲斐甲斐しく夫婦(ペア)で子供の面倒を良く看るのです。
それに夫婦で子供を守るに外敵を寄せ付けないようバリアを張り、その中に入ってくる侵入者はどんなものでも追い出します。
その強さは半端では有りません<とても強い>のです。
メスはお気に入りの産卵塔や水槽の壁面、流木、水草の茎などに卵を産み付けますが、
そこへ番い(夫婦)となったオスも雌に添うように泳ぎ、産み付けられた卵に精子を掛けて行きます。
どうも立て(下から上へ)に産み付ける習性があるのでしょう・・どの生体も似た行動をします。
産卵を終えてからが、夫婦の涙ぐましい努力が見られますよ!
病気にならないように卵に付いたゴミを口で払い落とし、
鰭で優しく扇ぎ新鮮な水を送り酸素補給もします。
耳が有るのなら聴診器で聞くように、卵を胸に抱くような仕草に驚くばかりです。
親魚は卵を狙ってくる他魚を、交互にお払い卵を守るのです。
稚魚は体着してディスカスミルクを呑む
ディスカスは孵化してからが さらに大変になります。
興味深いことに、他の魚とはココからが違います。
孵化した稚魚は親魚の皮膚に体着という行動を起こしますし、
親魚はそれを促します。
この行動が見られたら繁殖80%ぐらい成功でしょうか・・・
体着出来た稚魚は皮膚から出る体液(デスィカスミルク)を飲む?啄ばんで育ちます。
オス、メスも体液は出るそうで稚魚は両方に体着します。
暫らくは
体着してミルクを飲む様子を観て楽しみましょう
でも次のスッテプも準備は怠りなく!
体着したら離乳食の準備を
体着した稚魚も1センチ弱ぐらいでしょうかに育ちますと、
離乳食にブラインシュリンプ(甲殻類)を孵化させてスポイトで与えます。
結構手間も掛かるが、稚魚が大きく成って幼魚になる喜びも有りますよ!
こうなってくるともう安心。後は水を汚れないように換えを頻繁にして
餌を小忠実に与え続けます。
幼魚期に骨格は決まってきます。大事な時期でもあります。
青春時代と同じで卑屈に育ててはなりません。
優雅に育てて上げましょう(^_^)v♪
稚魚から幼魚へ
子育てもココまで来るともう大丈夫!
幼魚は少々な温度変化や餌のやり忘れには耐える力が付いている。
だた水管理の水替えだけは疎かにしてはいけない。
成長過程に有るので、
病気すると成長が極端に止まってしまいます。
治るのも遅いデス。
ディスカス稚魚が幼魚になるまでの食事
ブラインシュリンプエッグ孵化方法

ブラインシュリンプ孵化器を自作
用意するもの・2セット分
- 1,5リットルペットボトル・2本(ポカリスエットの容器がお薦め-頑丈でくびれが固定するのに都合が良い)
- ペットボトルを支える架台(なんでも良いが高さはペットボトル以上有るといいかも)
- エアーチューブと2又コック・3個
チューブ用L型コネクター(継ぎ手)・2個 - 500cc以上のカップ・2個とじょうご差し・1個
懐中電灯若しくは厚みのない照明(ペット容器をしたから照らす集魚灯になります)1個 - 食塩、ブラインシュエッグ30g
- ハサミ(ペットボトルの底を切り取りに使う)
以上
その他こんな方法も 紹介します。
孵化に必要な器具をチョイス
●ガラス瓶2個(口広のビン長さ15センチ以上)
または小型水槽2槽
●水槽内縁にガラス瓶引っかけて暖ためるとヒーターは必要無いですが、
水槽にビンを引掛ける様に針金で造る必要があります。
既成品も有ると 思います。
小型水槽でならばヒーターも必要です。
●エアレーション
必ずエアストーンを用いてください。
エアーレーション用の気泡が細やかに出るエアーストーン
エアーホースの空気圧を調整する弁は
点滴に良く使われているローラー弁が良い。
回転させるとエアーの調整が出来ます。
●水温 25℃~28℃(30℃以上厳禁)
●ブラインシュリンプエッグ
●塩
稚魚育成法
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